「トイプードル」と一言でいっても、実はサイズや毛色によってたくさんの種類があるのをご存じですか?
スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイ、そして超小型のティーカッププードルまで、体重や体高もそれぞれ異なります。例えば、トイプードルの平均体重は3〜4kg程度ですが、スタンダードプードルは20kgを超えることもあり、見た目や性格にも違いが見られます。
また、毛色のバリエーションも豊富で、アプリコットやレッドといった人気カラーから、珍しいブルーやシルバー、カフェオレまで個性豊か。被毛の色によって、同じ犬種でも印象がガラリと変わります。
この記事では、トイプードルの種類とそれぞれの特徴をわかりやすく解説。ライフスタイルや好みに合わせて、あなたにぴったりの理想のパートナー探しをサポートします!初めてトイプードルを迎えたいと考えている方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
トイプードルってどんな犬種?
- トイプードルの基本的な性格と魅力
- サイズによる特徴の違いとは?
トイプードルの基本的な性格と魅力
トイプードルは、その愛らしい外見だけでなく、賢さと人懐っこさでも知られています。非常に頭が良く、しつけやすい犬種として有名で、基本的なコマンドやトリックも素早く覚えます。甘えん坊な一面もあり、飼い主さんとのスキンシップをとても大切にします。
また、トイプードルは警戒心もほどよくあり、番犬としての役割も果たしてくれます。小型犬ながら運動能力も高く、アジリティ競技などでも活躍することが多いです。飼い主の生活スタイルに合わせて順応できる柔軟さも、人気の理由のひとつです。
サイズによる特徴の違いとは?
トイプードルには、サイズによる特徴の違いがあります。大きくなるほど運動量が多くなり、より広いスペースや活動時間を必要とします。逆に小さな個体ほど、室内飼いに適しており、省スペースでも快適に暮らせます。
また、体のサイズによって性格にも若干の傾向があり、スタンダードプードルは落ち着きがあり、トイプードルやティーカッププードルは活発で甘えん坊な子が多いと言われています。ただし、個体差が大きいため、性格はその子自身をよく観察することが大切です。

トイプードルの主な種類を紹介
以下の表に、各サイズの特徴をまとめました。
種類 | 体高 | 体重 | 特徴 |
---|---|---|---|
スタンダードプードル | 45〜60cm | 20〜30kg | 賢く穏やか、大型犬、運動量多め |
ミディアムプードル | 35〜45cm | 8〜15kg | 日本では珍しい中型犬、バランスの良い性格 |
ミニチュアプードル | 28〜35cm | 5〜8kg | コンパクトながら活発、トレーニング好き |
トイプードル | 24〜28cm | 3〜4kg | 室内飼いに最適、甘えん坊で人気ナンバー1 |
ティーカッププードル | 23cm未満 | 2kg前後 | 超小型、愛らしいが健康管理に注意 |
スタンダードプードル
スタンダードプードルは、トイプードルのルーツにあたる大型犬です。体高45〜60cm、体重20〜30kg前後と堂々としたサイズで、狩猟犬や水猟犬として活躍してきた歴史があります。賢く穏やかで、家族に対して深い愛情を示します。
スタンダードプードルのソフィーちゃん、3月12日に1歳になりました🎉
相変わらずのお転婆ガールです🐩これからも元気いっぱい成長しようね! pic.twitter.com/qYM5lRNaOg— 那須どうぶつ王国 (@nakprstaff) March 30, 2025
ミディアムプードル
ミディアムプードルは、日本ではあまり一般的ではない中型サイズ。体高35〜45cm、体重8〜15kg程度で、スタンダードとミニチュアの中間にあたります。適度な運動量と穏やかな性格で、ファミリー層に人気があります。
スタンダードプードル
ミディアムプードル
トイプードル
全部揃うとこんな感じ🤭 pic.twitter.com/kqcoLvjZcD— ワンコそば (@okame_osoba) September 2, 2023
ミニチュアプードル
ミニチュアプードルは、体高28〜35cm、体重5〜8kgほど。コンパクトな体型ながら、スタンダード譲りの知能と運動能力を持ち合わせています。活発で遊び好きな性格で、トレーニングも楽しめます。
じゅじゅ丸4kgになりました😂
うりえるが3.8kgなので超えましたね〜😂健康に育ってくれたら5kg越えでもいいよ🥺💕
ミニチュア・プードルです pic.twitter.com/tGYx2WexKL
— ほずみ@アポロンファミリー (@apollon_hozumi) March 9, 2025
トイプードル
トイプードルは、最も一般的に知られている小型タイプ。体高24〜28cm、体重3〜4kgほどで、家庭犬として非常に人気があります。甘えん坊で人懐っこく、室内飼いにもぴったり。被毛が抜けにくく、アレルギー対策にも適している点も魅力です。
あっというまに桜なくなっちゃった#トイプードル #犬のいる暮らし pic.twitter.com/m0hKG8Uo2c
— トイプードルのとまと (@tomatomato313) April 21, 2025
ティーカッププードル(超小型タイプ)
ティーカッププードルは、体高23cm未満、体重2kg前後という超小型サイズ。正式な犬種規格ではありませんが、近年人気が高まっています。小さな体でありながら元気いっぱいで、特に可愛らしい存在感を放ちます。ただし、体が小さい分、健康管理にはより一層の注意が必要です。
Tokくんの「ムッ」のお口を激写📷️✨️
けして不機嫌なわけではなく
毛流れの関係でこうなっています😂
ドアップでも可愛いの流石ですね❤#マイクロティーカップカフェ#ティーカッププードル#犬カフェ pic.twitter.com/zt4EMup2yx— 犬カフェ マイクロティーカップカフェ 秋葉原店 (@cafe_micro) April 8, 2025
毛色で広がるバリエーション
- 人気のカラー(アプリコット・レッド・ホワイトなど)
- 珍しいカラー(ブルー・シルバー・カフェオレなど)
人気のカラー(アプリコット・レッド・ホワイトなど)
トイプードルといえば、毛色の多様さも大きな魅力です。特に人気なのは、明るく優しい印象のアプリコットや、元気いっぱいなイメージのレッド。純白のホワイトも根強い人気を誇り、清楚で上品な印象を与えます。
カラー | 特徴 |
アプリコット | 明るく柔らかい印象、人気No.1カラー |
レッド | 元気で活発なイメージ、鮮やかな色合い |
ホワイト | 清楚で上品、クラシックな美しさ |
トイプードルの女の子です!毛色はアプリコットです!NewFaceです!かわいいので、見に来てくださいね!#ペッツパークイオンタウン周南久米店#トイプードル#わんちゃん#イヌ#犬 pic.twitter.com/SfvEF8qZdr
— ペッツパークイオンタウン周南久米店 (@pp_shunankume) June 14, 2023
🎎ロココ
2016.6.10生/8歳/女の子
トイプードル/レッド/4.0kgとにかく一途で甘えんぼなロコちゃん💞
好きな人が近くにいる時は、嬉しくてお腹を見せてクネクネしたり、激しめに走り回ったりと感情が爆発します🍀
朝一は寂しかったよ〜🥺とスタッフの元に飛び込んできてくれます😭💭 pic.twitter.com/YUR3W1mDz2
— 保護犬カフェ®︎寺田町店(ラブファイブ) (@Hogooooo69) March 26, 2025
今日はホワイトのトイプードル・女の子のお迎えに岐阜の各務原へ行って来ました🚙🐩💖
可愛くてとてもお利口さんです🐩✨
とんぼ帰りで富山に帰ります🚙💨💦#トイプードル #子犬 #パピー #パピー犬 #ペット #赤ちゃん #子犬 #toypoodle #といぷー #puppy #犬 #といぷ #ペットショップ #子犬販売 pic.twitter.com/92Y5kSX4Ij
— Little*Monster (@sionkanonasuran) January 9, 2023
珍しいカラー(ブルー・シルバー・カフェオレなど)
一方で、ブルーやシルバー、カフェオレといった珍しいカラーも存在します。
カラー | 特徴 |
ブルー | 成長と共に色が変わる、希少カラー |
シルバー | 成犬になると輝くようなシルバーグレーに |
カフェオレ | ミルクコーヒーのような温かみのある色 |
毛色によって印象がガラリと変わるトイプードル。外見だけでなく、内面の個性も尊重しながら、運命の一匹を探してみてくださいね。
トイプードルのブルーなだけあって、ブルー系の色と相性がいいみたい💙ブルベ女子👩#トイプーブルー pic.twitter.com/5j6EQAHVIC
— こっち@ヨーキー ✖︎トイプー (@51_cocci) October 18, 2024
初めてのトリミングの日に撮ったビフォーアフターの写真です😄シルバートイプードルの毛色が激変する瞬間✨ pic.twitter.com/qvzPLbt0my
— エマです! (@emmarinko) December 10, 2024
トイプードル
カフェオレ
3歳👧です pic.twitter.com/cQP6uXstv1— みょんぱち (@usagooo3) December 19, 2024
どのタイプが私に合う?選び方のポイント
- ライフスタイルに合わせたサイズ選び
- お手入れや健康管理の違いを知ろう
ライフスタイルに合わせたサイズ選び
トイプードルを選ぶとき、まず考えたいのは自分のライフスタイルです。たとえば、広い庭付きの家に住んでいて、アウトドアが好きな方には、スタンダードプードルやミディアムプードルがおすすめです。
これらのサイズは運動量が多く、一緒にランニングやハイキング、キャンプなどを楽しめる理想的なパートナーになります。しっかりとした体格と知能の高さを活かして、様々なアクティビティに挑戦することもできるでしょう。
一方、マンションやアパートなど限られたスペースでの生活なら、ミニチュアプードルやトイプードルが適しています。これらの小型犬種は比較的運動量が少なめで、室内遊びや短時間の散歩でも十分に満足してくれます。省スペースでも快適に過ごせるため、都会暮らしにもぴったりです。

さらに、コンパクトなサイズ感を求める方にはティーカッププードルも人気ですが、非常に小さく繊細なため、踏んだり怪我をさせたりしないよう特に注意が必要です。小さなお子様がいる家庭では、体が丈夫なミニチュアサイズ以上を選ぶ方が安心かもしれません。安全性を第一に考え、家族全員が安心して暮らせる環境作りも大切です。
お手入れや健康管理の違いを知ろう
トイプードルはどのサイズでも基本的に抜け毛が少ないですが、その分、定期的なトリミングと日常のブラッシングが必要です。特にティーカップやトイサイズは、細く柔らかい毛質を保つためにこまめなブラッシングが不可欠です。毛玉防止と皮膚の健康維持のために、1日1回、最低でも2日に1回のブラッシングを心がけましょう。
また、月1回程度のプロによるトリミングも推奨されます。スタンダードプードルはボリュームが多いため、サロンでのシャンプーやカット時間も長くなりがちです。時間とコストの面も考慮して選びましょう。
サイズによってかかりやすい病気も異なります。スタンダードプードルは股関節形成不全や胃捻転に注意が必要です。これらは大型犬に多い疾患で、日常の運動管理と定期検診が予防の鍵となります。トイプードルやティーカッププードルでは、膝蓋骨脱臼(パテラ)や歯の問題が起こりやすい傾向があります。特にティーカッププードルは骨が細く折れやすいため、抱っこや遊び方にも細心の注意が必要です。
どのタイプを選んでも、日々の体調管理や健康診断が欠かせないことは共通しています。健康な毎日を支えるためにも、食事管理や適度な運動、そしてこまめなケアを意識していきましょう。

まとめ〜理想のトイプードルとの出会いを楽しもう
- 自分にぴったりのパートナーを見つけて
- 迎え入れる前に知っておきたいこと
自分にぴったりのパートナーを見つけて
トイプードルは、サイズも性格もさまざま。自分のライフスタイルや家族構成、そして「どんな毎日を一緒に過ごしたいか」という思いを大切にしながら、ぴったりの子を選びましょう。見た目の可愛さだけでなく、その子の個性や性格にも目を向けると、より素敵なパートナーに出会えるはずです。
また、子犬期からの育成を希望する場合と、成犬を迎えたい場合でも選び方が変わります。子犬は成長過程を一緒に楽しめる一方、成犬はある程度性格が安定しており、ライフスタイルに合った子を選びやすいメリットがあります。どちらにも魅力があるため、自分に合った方法を考えてみましょう。
ブリーダーさんや里親募集サイトなどで、実際に犬たちと触れ合いながら選ぶのもおすすめです。写真だけではわからないフィーリングや、その子ならではの表情、反応を直接感じることが、運命の出会いに繋がります。
迎え入れる前に知っておきたいこと
トイプードルを迎える前に、準備しておくべきこともいくつかあります。まず、食事や寝床、ケージ、おもちゃ、トイレ用品などの基本用品を整えましょう。安全な空間作りのために、床に落ちている小物や危険物は事前に片付けておくことも大切です。
また、しつけやトレーニングに必要な心構えも忘れてはいけません。トイプードルは賢いため、早期から社会化トレーニングを始めることで、落ち着いた成犬に育ちます。初めての方でも取り組みやすいパピー教室やしつけ教室への参加もおすすめです。
さらに、最初のうちは体調を崩しやすいこともあるため、信頼できる動物病院を探しておくと安心です。健康診断のタイミングやワクチン接種、フィラリア予防についても事前に確認しておきましょう。ペット保険への加入も検討すると、もしもの時に安心です。
トイプードルは、あなたにたくさんの笑顔と幸せを運んできてくれる存在です。新しい家族を迎える準備をしっかり整え、理想のパートナーとの素敵な暮らしをスタートさせましょう。きっと、毎日が今よりもっと豊かで、愛情あふれる時間になるはずです。