トイプードルのトイレをしつけるトレーニング法とは?初心者でも安心のステップガイド

トイプードルにトイレのしつけをする飼い主 しつけ
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  • トイプードル歴20年。

  • 最初はトイレ失敗&夜鳴きで毎日クタクタ…。

  • 学んだ経験をもとに、「飼い主目線」で情報発信中。

  1. トイレしつけは早期教育と成功体験の積み重ねがカギ
    生後2〜4か月の社会化期に、適切な場所とタイミングでトイレトレーニングを始めることで、成長後の失敗を防げます。

  2. 失敗を叱らず、成功を褒めて習慣化
    排泄直後に声かけ・おやつ・スキンシップで褒めることで、犬は「ここで排泄=良いこと」と学びます。叱ることは逆効果。

  3. 環境づくりと家族の協力が成功の秘訣
    静かな設置場所、適切なサイズのトレー、そして家族全員でルールを統一することで、犬が安心してトイレできる環境が整います。

初めてトイプードルを迎えた方にとって、最初のハードルのひとつが「トイレのしつけ」です。

トイプードルは賢く覚えも早い犬種ですが、しっかりとしたトレーニングが必要不可欠です。

「シートの上にちゃんとしてくれない」「家中で粗相をしてしまう」といった悩みは、飼い主さんのストレスにもなります。

この記事では、トイプードルのトイレトレーニングをスムーズに進めるための基本から応用まで、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

 

しつけの順番に沿って記事を読む場合↓

【トイプードルのしつけの順番】

【第1章】名前を覚える
【第2章】トイレトレーニング←いまここ
【第3章】ハウス・ケージ
【第4章】基本コマンド(おすわり)
【第5章】基本コマンド(待て)
【第6章】社会化訓練
【第7章】散歩・リード練習

トイプードルのトイレしつけは、なぜ重要?

トイプードルのトイレしつけは、なぜ重要?

  1. トイレ習慣は早期教育がカギ
  2. 清潔な生活と信頼関係の基本
  3. トイレしつけに失敗するとどうなる?

トイレ習慣は早期教育がカギ

トイプードルのトイレトレーニングは、生後2〜4か月がもっとも効果的な「社会化期」です。

この時期にトイレの場所や排泄のタイミングを教えることで、成犬になってからも自然と正しい場所で排泄するようになります。

「うちの子は3か月でトイレを覚えた」という例もあれば、「1年経っても覚えない」というケースも。

早い段階で始めることが、後のストレスを大きく減らします。

清潔な生活と信頼関係の基本

トイプードルは比較的「きれい好き」な性格です。

排泄場所が不潔だったり、シートが濡れていたりすると、嫌がって他の場所でしてしまうこともあります。

また、トイレの成功体験を通じて飼い主との信頼関係も構築されます。

「ちゃんとできたね!」と褒めてもらえることが、犬にとっての喜びであり、自信にもつながるのです。

トイレしつけに失敗するとどうなる?

トイレの失敗を放置すると、以下のような悪循環に陥る可能性があります。
状況 結果
同じ場所で繰り返し失敗 ニオイが残り習慣化
飼い主が叱る 犬が排泄行為を怖がる
家具や布製品で排泄 掃除が困難、生活の質が低下

このような状態になる前に、正しいしつけを進めることが何より大切です。

トイプードルのトイレトレーニング、始める前に準備すること

トイプードルのトイレトレーニング、始める前に準備すること

  1. 適切なトイレの設置場所とは
  2. トイレトレーとシートの選び方
  3. ご褒美・誘導グッズなどの用意

適切なトイレの設置場所とは

トイレの設置場所は「静かで落ち着ける場所」が基本です。

テレビの前や玄関近く、人の通り道などに設置すると、犬は集中できず失敗の原因になります

おすすめの場所:

・サークルの中(特に子犬期)
・リビングの一角(目が届きやすい)
・ケージとセットで「寝る→トイレ」の動線を作る

一度決めたら、なるべく移動させないこともポイントです。
場所が変わると犬は混乱してしまいます。

>>トイプードルのトイレ場所と回数・頻度ガイド|健康管理に役立つポイント解説

トイレトレーとシートの選び方

失敗の少ないトイレ環境は、道具選びから始まります。

アイテム おすすめポイント
トレー(囲い付き) 足上げ排泄のオスにも対応
ワイドサイズシート はみ出し防止、広さに安心感
滑り止めマット 床へのズレや音を防止

囲い付きトレーは「方向を固定しやすい」ので、特にはじめの1〜2ヶ月におすすめです。

ご褒美・誘導グッズなどの用意

トレーニングの成功には「即時報酬」が鍵です。

おすすめグッズは、

・小粒の無添加おやつ(すぐ食べきれる)
・トイレ誘導スプレー(シート中央にワンプッシュ)
・成功記録メモ帳 or アプリ(飼い主の管理用)

「トイレできたら褒められる!」という成功サイクルを作りましょう。

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トイプードルのトイレしつけの基本ステップ

トイプードルのトイレしつけの基本ステップ

  1. タイミングを見極める(食後・睡眠後・運動後)
  2. 成功体験を褒めて定着させる
  3. 失敗時の対応と注意点

タイミングを見極める(食後・睡眠後・運動後)

排泄は「パターン」で覚えさせるのが基本です。

たとえば、

・食後10〜30分
・昼寝後5分以内
・運動後すぐ

排泄しやすい時間にトイレに誘導し、「ここでする」という成功体験を積み重ねましょう。

成功体験を褒めて定着させる(再掲+補足)

排泄直後にすぐ褒め、おやつをあげる。これがしつけ成功の鉄則です。

犬が「場所」「タイミング」「結果」のつながりを覚えるには、繰り返しが何より重要です。

失敗時の対応と注意点

怒るのはNGです。以下のように対応しましょう。

・無言で掃除する(反応を与えない)
・消臭スプレーでニオイを完全除去
・トイレ成功時にだけリアクションする

失敗はあくまで「チャンスの見直し」。犬を責めるのではなく、環境と飼い主の対応を見直すタイミングと考えてください。

トイレトレーニングにおけるよくあるトラブルと対処法

トイレトレーニングにおけるよくあるトラブルと対処法

  1. トイレの場所を覚えない・違う場所でする
  2. はみ出す・一部だけ成功する
  3. 成長後のトイレ習慣の乱れ(再トレーニングのコツ)

トイレの場所を覚えない・違う場所でする

トイプードルが何度も間違った場所で排泄してしまう場合、まずは「トイレの場所をきちんと認識できていない」可能性を考えましょう。

主な原因としては、

・トイレの場所が頻繁に変わる
・部屋が広すぎて距離が遠い
・トイレの周囲に気が散る要素が多い

対策としては、一時的にケージ内にトイレを設置して「狭い環境から始める」のが効果的です。

排泄→褒める→拡張という流れで、成功体験を積み重ねていきましょう。

はみ出す・一部だけ成功する

「シートの端にする」「足がトレーに乗っていない」などのケースは、トイレトレーのサイズや形状に問題があることが多いです。

対策としては、

・囲い付きトレーに変更する
・ワイドタイプのシートを使用する
・トレーの下に滑り止めマットを敷く

また、排泄中に身体が動いてしまう子には、「トイレの周囲にクッション材や壁」を設けて動線を安定させると改善することがあります。

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成長後のトイレ習慣の乱れ(再トレーニングのコツ)

一度覚えたはずのトイレを急に失敗するようになった場合、ストレスや環境の変化が影響している可能性があります。

よくある原因としては、

・引っ越しや家具の移動
・飼い主の生活リズムの変化
・他のペットとの同居開始

再トレーニングの基本は初心に戻ることです。
子犬期と同様に、場所の固定・タイミングの誘導・成功時のご褒美を繰り返しましょう。
1〜2週間続ければ、多くの場合改善が見られます。

トイプードルのトイレトレーニングを成功に導くコツ

トイプードルのトイレトレーニングを成功に導くコツ

  1. 焦らず繰り返し教える
  2. 飼い主の態度がカギ
  3. トレーニング日記の活用で習慣化

焦らず繰り返し教える

トイプードルは賢い犬種ですが、すべての子がすぐ覚えるわけではありません。

できない=怒る」ではなく、「できるように繰り返す」姿勢が大切です。

1日で覚える犬もいれば、2週間かかる犬もいます。

平均的には3〜4週間程度の継続で安定すると言われています。

飼い主の態度がカギ

犬は飼い主の感情に非常に敏感です。

イライラしたり、強い口調で叱ったりすると、それがプレッシャーになり、失敗を増やす要因に

常に明るく、ポジティブな声かけで、愛犬が「安心して学べる」環境を整えましょう。

トレーニング日記の活用で習慣化

「いつ排泄したか」「成功or失敗」「その前に何をしていたか」などを記録しておくと、パターンを把握しやすくなります。

以下が記録例です。

日時 状況 成功/失敗 備考
5/1 08:00 朝食後 成功 すぐに褒めた
5/1 12:30 留守番中 失敗 トイレがずれていた
5/1 19:00 散歩後 成功 トレー中央に誘導

このような記録を1〜2週間続けるだけでも、かなりのヒントが得られます。

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トイプードルのトイレしつけを継続するために

トイプードルのトイレしつけを継続するために

  1. 生活リズムを整える
  2. 家族でルールを共有する
  3. 環境変化時の見直しポイント

生活リズムを整える

毎日の「食事→遊び→トイレ→休憩」の流れが整っていれば、排泄のタイミングも自然に決まってきます。

可能な限り、毎日同じ時間帯で行動することを心がけましょう。

家族でルールを共有する

「お母さんは褒めるけど、お父さんは怒る」では犬が混乱します。

家族全員でしつけ方針やルールを統一することが、トレーニング成功の大前提です。

共有ポイントは以下の通りです。

・褒める言葉やタイミングを決めておく
・叱らない方針を全員で徹底
・トイレ掃除のルールも明確に

環境変化時の見直しポイント

模様替え・季節の変わり目・引っ越しなど、環境が変わると犬のトイレ習慣も一時的に乱れることがあります

そうしたときには、以下の見直しを行いましょう。

・トイレの場所が不便になっていないか?
・新しい音や匂いにストレスを感じていないか?
・トイレのサイズやニオイが気になっていないか?

まとめ:トイプードルのトイレをしつけるトレーニング法とは?初心者でも安心のステップガイド

トイプードルのトイレしつけは、「準備・実践・継続」の3ステップが成功の鍵です。

早期教育を意識し、トイレの環境やタイミングを整え、失敗を責めずに成功体験を積み重ねましょう。

しつけを通じて飼い主と愛犬の絆も深まり、快適で楽しい暮らしが実現します。

焦らず、愛情をもって、今日から一歩ずつ進めてみてくださいね。

>>トイプードルのしつけ完全ガイド|初心者でも安心の基本ルールと実践法

しつけの順番に沿って記事を読む場合↓

【トイプードルのしつけの順番】

【第1章】名前を覚える
【第2章】トイレトレーニング←いまここ
【第3章】ハウス・ケージ
【第4章】基本コマンド(おすわり)
【第5章】基本コマンド(待て)
【第6章】社会化訓練
【第7章】散歩・リード練習

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