- トイプードルをカットしないと起こる具体的な健康リスクや生活への悪影響を、専門的かつ実例を交えて解説。
- 伸ばしっぱなしによるトラブルや飼い主ができる日常ケア、サロンとの上手な付き合い方を紹介。
- SNSで話題の「毛玉」「フェルト化」「目が隠れる」状態のリアルな投稿も交え、飼い主の行動を後押しする。
トイプードルの毛を放置すると、毛玉が発生しやすくなり、これらがフェルトのように固まって皮膚を圧迫し、通気性が悪くなるため、湿疹・かゆみ・感染症を引き起こす原因になります。
トイプードルはぬいぐるみのような見た目と抜け毛の少なさから、多くの家庭で愛される犬種です。
しかしその「毛が抜けにくい」特徴の裏には、「毛が伸び続ける」という性質が隠れています。
この記事では、トイプードルをカットしないことによるリスクと、その対策、正しいお手入れ方法について、専門家のアドバイスと実際の飼い主の声を交えて徹底解説します。
「うちの子、最近モコモコしてきたかも?」そんな不安を抱える方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
トイプードルをカットしないと起きる問題とは?

- 毛玉・フェルト化による皮膚病リスク
- 目や耳まわりの衛生トラブル
- 熱中症や皮膚トラブルの原因にも
毛玉・フェルト化による皮膚病リスク
トイプードルの毛を放置すると、毛玉が発生しやすくなります。
特に脇や内股、首まわりなど摩擦が起こりやすい部分は要注意です。
目や耳まわりの衛生トラブル
顔まわりの毛が伸びると、目に毛が入り続けて涙やけや角膜炎を引き起こす可能性があります。
耳の中に毛がたまりやすくなり、通気が悪くなると外耳炎を発症するケースもあります。
熱中症や皮膚トラブルの原因にも
夏場に被毛を伸ばしっぱなしにしていると、熱がこもりやすくなり、体温調整が難しくなります。
また、皮膚に湿気が溜まることで、マラセチア菌などの増殖にもつながり、皮膚病リスクが高まります。

トイプードルの被毛の特徴とメンテナンスの必要性
- トイプードルの被毛は伸び続ける
- 換毛期がないためカットは必須
- 定期的なトリミングが健康を守る理由
トイプードルの被毛は伸び続ける
トイプードルはシングルコートと呼ばれるタイプの被毛で、一般的な犬種のような換毛がありません。
そのため、自然に毛が抜けて短くなることがなく、定期的にカットをしないと伸び続けます。
換毛期がないためカットは必須
柴犬やゴールデンレトリバーのように自然に毛が生え変わる「換毛期」がないため、トリミングによる調整が健康維持のために不可欠です。
定期的なトリミングが健康を守る理由
月に1回程度のトリミングを習慣化することで、皮膚の状態を清潔に保ち、トリマーが異常を早期発見することにもつながります。
また、耳・爪・肛門腺のケアも同時に行えるため、全身の健康管理が効率的に行えます。
「伸ばしっぱなし」は危険!放置による悪影響
- 目の周囲の毛で視界がさえぎられる
- 肛門周りの毛で排泄トラブルが起きる
- 足裏の毛が伸びすぎて滑りやすくなる
目の周囲の毛で視界がさえぎられる
目の上やまつ毛周辺の毛が伸びすぎると、視界を遮り、生活の質を低下させます。
小さな物にぶつかりやすくなったり、散歩中に危険を察知しにくくなることもあります。
肛門周りの毛で排泄トラブルが起きる
肛門周辺の毛が長いと、排泄物が毛に付着しやすくなり、皮膚炎や不快なにおいの原因になります。
足裏の毛が伸びすぎて滑りやすくなる
肉球が隠れるほど足裏の毛が伸びると、フローリングなどで滑って転倒しやすくなります。
高齢犬や足腰が弱い犬にとっては特に危険です。
飼い主ができる日常ケアと対策
- ブラッシング頻度とコツ
- 目元・口元・足裏の部分ケア
- 自宅カットとサロンの併用がおすすめ
ブラッシング頻度とコツ
スリッカーブラシやコームを使って根本からとかし、毛玉ができる前に予防しましょう。
皮膚の状態を確認する機会にもなります。
目元・口元・足裏の部分ケア
顔まわりの毛は定期的に短く整え、涙やけやヨダレの汚れを防ぎましょう。
足裏の毛も月に1〜2回はハサミやバリカンでケアすると、滑り防止になります。
自宅カットとサロンの併用がおすすめ
全身カットはプロに任せつつ、日々の部分ケアは自宅で行うことで、トータルの被毛管理がスムーズに。
家庭とサロンでの役割分担がポイントです。

トイプードルの毛を伸ばしすぎてしまった場合の対処法

- 毛玉があるときのカット方法
- フェルト化した場合はプロに相談
- 皮膚炎が見られた場合の処置とケア
トイプードルはカールした被毛が特徴的で、こまめなトリミングやブラッシングが欠かせない犬種です。
しかし、忙しさが続いたり、季節の変わり目でケアのタイミングを逃したりすると、気付いた頃には「前が見えないほど毛が伸びてしまった…」という状況になることがあります。
視界が遮られると、犬は不安になったり、足元が見えず転倒しやすくなったりと、思わぬ危険につながることも。まずは安全を確保しながら、適切なケア方法を知っておくことが大切です。
毛玉があるときのカット方法
毛玉は放置すると悪化しやすく、皮膚トラブルの大きな原因になります。
トイプードルの場合、カール毛が密集しているため、少しのもつれでも短期間で大きな塊へ発展することがあります。
毛玉がまだ小さい場合は、自宅でも以下の手順で安全に対処できます。
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毛玉用のスプレー(ブラッシングスプレー)を使用し、摩擦を減らす
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スリッカーブラシで表面をやさしくほぐす
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最後に コームで根元から毛先に向かってとかす
ポイントは「無理に引っ張らない」こと。
強く引っ張ると毛が切れたり、皮膚を傷つけたりしてしまいます。
短時間で無理せず、数回に分けてゆっくり進めるのがおすすめです。
フェルト化した場合はプロに相談
毛玉を長期間放置すると、毛同士が絡まり固まり、皮膚に密着した「フェルト状」の塊になります。これを フェルト化(もつれの重度化) と呼びます。
● フェルト化の危険性
フェルト化した毛は
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空気が通らず湿気がこもる
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表皮の汚れや細菌が溜まりやすい
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引っ張られて痛みが生じる
など、皮膚トラブルを引き起こすリスクが非常に高い状態です。
● 自力での処理は禁物
フェルト状態を自宅で切ったり、無理に引っ張ったりすると
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皮膚を一緒に切ってしまう危険
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急激な刺激で犬が暴れてさらに危険
など重大な事故につながる可能性があります。
必ず 獣医師やプロのトリマー に相談し、安全な処理を行ってもらいましょう。
皮膚炎が見られた場合の処置とケア
再発防止のために、保湿剤の使用や、カット後の通気性確保も忘れずに。
● 皮膚炎のサイン
以下のような症状がある場合は、早急に対応が必要です。
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赤み
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かさぶた
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かゆみ
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湿疹
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独特なニオイ
これらが見られる時点で、すでに皮膚環境が悪化している可能性があります。
● まずは獣医師の診察を
市販薬を自己判断で塗るのは避け、必ず 獣医師の診察 を受けましょう。
症状に応じて、
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抗生剤
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抗炎症薬
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保湿薬
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専用シャンプー
などを処方してもらえます。
● 再発防止のポイント
皮膚炎を再発させないためには、普段のケアが重要です。
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定期的なブラッシング(毎日〜2日に1回)
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被毛の通気性を保つカット
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適度な保湿ケア(獣医師推奨の保湿剤を使用)
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長期間の放置を避け、月1回〜2回のサロン利用
特にトイプードルは毛が伸び続けるため、定期的なメンテナンスがトラブル予防の鍵となります。
どれくらいの頻度でカットすべき?
- トリミングの理想周期は3〜4週間
- 季節やライフスタイルに合わせた頻度調整
- カットの目安は「目が隠れる」「毛玉ができ始めた」
トリミングの理想周期は3〜4週間
一般的に、トイプードルのトリミング頻度は月1回が理想とされています。
これを超えると毛玉ができやすくなり、衛生面でも不利になります。
季節やライフスタイルに合わせた頻度調整
夏場は通気性を良くするために短めをキープ、冬場は少し長めにするなど、調整が必要です。
また、アウトドア派や室内中心などライフスタイルに応じて毛の長さを調整しましょう。
カットの目安は「目が隠れる」「毛玉ができ始めた」
見た目で目が隠れていたり、触ったときに毛玉が感じられるようなら、すぐにカットを検討しましょう。

まとめ:【トイプードルをカットしないとどうなる?】伸ばしっぱなしのリスクと正しいお手入れ法
- 定期トリミングで健康と清潔を維持
- 見た目の可愛さも長持ち
- 愛犬の快適さと安全のためにカットは欠かせない
定期トリミングで健康と清潔を維持
トイプードルの健康を守るには、定期的なトリミングが欠かせません。
被毛を適切な長さに保つことで、皮膚トラブルや体調不良を未然に防ぐことができます。
見た目の可愛さも長持ち
トイプードル特有のふわふわとした可愛さを保つには、清潔かつ整ったカットが重要です。
写真映えする姿を維持するためにも、定期ケアを習慣にしましょう。
愛犬の快適さと安全のためにカットは欠かせない
毛が伸びすぎて不快な思いをさせたり、生活に支障が出ないように、日々のケアとトリミングのバランスをとることが大切です。
「可愛い」と「快適」は両立できます。
その第一歩が“伸ばしっぱなしにしない”ことです。


